一発で FVM(Flutter Version Management)を使って Flutter をセットアップする GitHub Actions アクション、setup-fvm

2025/10/23 10:26公開

今回は、私が作成した GitHub Actions 用アクション「setup-fvm」をご紹介します。

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Table of Contents
  1. setup-fvm とは?
  2. 使い方
    1. inputs
  3. 挙動について
  4. リポジトリ

setup-fvm とは?

本アクションは、FVMを導入しているプロジェクト向けに、Flutterの環境構築とキャッシュを一発で行えるアクションです。具体的には、

  • FVMのインストール
  • fvm use --skip-pub-get(Flutter SDKインストール)
  • fvm flutter pub get --enforce-lockfile(依存関係のインストール)
  • Flutter SDKとPub依存関係のキャッシュ

までこのアクションで行います。アクションを呼び出すだけでFlutterがfvm flutter経由で利用できるようになるため、非常に簡単です。

使い方

自分のワークフローで呼び出します。

steps:
  - uses: actions/checkout@v4

  - name: Init Flutter SDK
    uses: chika3742/setup-fvm@v3

inputs

  • cache: falseに設定すると、キャッシュを無効化出来ます。
  • project-dir: FVMがセットアップされているディレクトリを指定します。

挙動について

  • ワークフローが失敗しても、pub getに成功していた場合にはキャッシュ保存が実行されます。

リポジトリ

https://github.com/chika3742/setup-fvm