今回は、私が作成した GitHub Actions 用アクション「setup-fvm」をご紹介します。
Table of Contents
- setup-fvm とは?
- 使い方
- inputs
- 挙動について
- リポジトリ
setup-fvm とは?
本アクションは、FVMを導入しているプロジェクト向けに、Flutterの環境構築とキャッシュを一発で行えるアクションです。具体的には、
- FVMのインストール
fvm use --skip-pub-get
(Flutter SDKインストール)fvm flutter pub get --enforce-lockfile
(依存関係のインストール)- Flutter SDKとPub依存関係のキャッシュ
までこのアクションで行います。アクションを呼び出すだけでFlutterがfvm flutter
経由で利用できるようになるため、非常に簡単です。
使い方
自分のワークフローで呼び出します。
steps:
- uses: actions/checkout@v4
- name: Init Flutter SDK
uses: chika3742/setup-fvm@v3
inputs
- cache:
false
に設定すると、キャッシュを無効化出来ます。 - project-dir: FVMがセットアップされているディレクトリを指定します。
挙動について
- ワークフローが失敗しても、pub getに成功していた場合にはキャッシュ保存が実行されます。