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2023/06/29・作ったモノ
こんにちは。
MinecraftにおけるドラクエMODである「DQMV」「DQMIV」「DQM in 不思議のダンジョン」を簡単かつ手軽に導入できるソフト「DQM Installer」の使い方を解説します。このMODはかなり古いMinecraftバージョンをベースとしているため、動かすにはかなりの手数が必要になります。しかし、このソフトがそれらを全部やってくれます。
事前準備
まず、ランチャーがWindows 10/11版のみインストールされていることを確認します。まず、スタートボタンを右クリックし、「インストールされているアプリ」をクリックします。
次に、表示されたアプリ一覧の検索窓で「minecraft」と検索し、表示されたランチャーの種類を確認します。
緑色のアイコンのものはWindows 10/11版です。灰色のアイコンのものはレガシーランチャーです。両方がインストールされているとインストーラーがうまく動作しないことがあるため、必ず灰色のアイコンのレガシーランチャーは事前にアンインストール してください。Windows 10/11版がインストールされていない場合はこちらからインストールしてください。
導入手順
1. インストーラーをダウンロード
以下のボタンからダウンロードページに移動してください。
:::btn
ダウンロードページへ
:::
下のようなページに飛ぶと思うので、ご利用のOSに合うものをクリックしてダウンロードしてください。
そして、ダウンロードしたファイルを解凍 してください。「すべて展開」をクリックで解凍できます。(※macOS版は不要です)
2. インストーラーを起動する
Windowsの場合
中にある「 dqm_installer_flt.exe 」をダブルクリックして起動してください。
ここで、以下のような画面が表示される場合があります。これは、証明書がソフトに入っていないことに起因するもので、Windowsがウイルスを検知して出しているものではありませんので、「詳細情報」をクリックして「実行」をクリックしてください。
macOSの場合
dmgイメージをダブルクリックしてマウントし、中にある「dqm_installer_flt.app」をダブルクリックして起動してください。
Linuxの場合
中にある「dqm_installer_flt」をダブルクリックして起動してください。
3. インストール前の準備
起動するとこんな画面になります。(v1.1.0現在)
まず、Step 1に表示されている問題を解決していきます。ここに表示される内容は環境によって異なりますが、主要なもののみ解説します。
「xxx」を空にしてください
「.minecraftフォルダーを開く」をクリックし、その中にある「xxx」フォルダーを別の場所へ退避させるか削除して、フォルダーが存在しない、もしくは空になっている状態を作ってください。
これらのディレクトリにDQMに関係のないファイルが入っていると、ゲームが正常に動作しなかったり、間違ったセーブデータを開いてしまいワールドが破損するといった事故が起こる可能性があります。
起動構成「xxx」のゲームディレクトリを設定してください
ランチャーを起動し、「起動構成」から、上で表示された起動構成にゲームディレクトリを設定してください。詳しくはこちらの記事を参照してください。
DQMのベースとなっているMinecraft 1.5.2はゲームディレクトリに対応していないため、ほかの起動構成にゲームディレクトリを設定することでMODやワールド同士の衝突を避ける必要があります。
4. 1.5.2の起動
インストーラーを見ながら手順を踏んでください。注意事項としては、
プロファイル作成後は ランチャーを再起動する必要があります。
1.5.2起動後クラッシュする場合がありますが、インストール上問題ありませんので、「×」をクリックして閉じてください。
5. 必要なファイルのダウンロード
インストーラーにあるリンクから「DQM 本体MOD/前提MOD/SE・BGM」「Forge 1.5.2-7.8.1.738 Universal」をダウンロードしてください。
※ダウンロード先はすべて同じフォルダーにしてください。
DQMは、公式サイトから遊びたいものを選んでダウンロードしてください。基本はDQMVだと思います。
本体/前提MODに関しては、遷移先に2個ファイルが表示されるので、両方ダウンロードしてください。
BGMもダウンロードしてください。これはすべて共通です。
Forgeは5秒待つと右上にSKIPが表示されるので、クリックします。
6. ファイルの割り当て
インストーラーに戻り、「ファイルから自動的に認識」をクリックし、ファイルのダウンロード先フォルダー(通常はダウンロードフォルダー)を選択します。すると、自動的に適切なファイルが当たります。
ちゃんと割り当てられたファイルが正しいことを確認したら次に進んでください。
※当たらなかった場合は、手動で選択してください。
7. 導入推奨MODの選択
説明を読んで、必要だと思ったらチェックを入れてください。自動的に導入されます。
8. インストール
インストールの準備ができたら、「インストール」をクリックしてください。インストール中、必要なファイルのダウンロード(約50MB)を行うのでご注意ください。
DQMを起動する
インストールが完了したらランチャーを再起動します。新しい起動構成が作成されているので、選択して「プレイ」をクリックしてください。
これでDQMの導入は完了です。お疲れ様でした。
Apple Silicon Macでの表示不具合について
Apple Silicon MacでMinecraft 1.5.2を起動すると色の表示がおかしくなる不具合が存在します。以下のURLに修正方法が記載してあるのでご覧ください。
https://github.com/chika3742/dqm_installer_flt#apple-silicon-mac%E3%81%A7%E3%81%AE%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E3%81%AE%E4%BF%AE%E6%AD%A3
一部で報告が上がっている現象について
一部において、「MOBやブロックの色がおかしくなる」という現象の報告を頂いています。
私の環境においてそのような不具合に遭遇したことが1回もないため、申し訳ございませんがお力添えは出来ません。少なくとも私は、インストーラーや導入手順に問題があるとは考えておりませんのでご了承ください。
最後に
説明が足りていない部分があったり、ソフトの不具合を疑っている場合は、遠慮なくコメントを送ってください。皆さんのコメントを参考に、随時記事に説明を追加したり、記述を改善したりしております。
【追記あり】Shell script to replace the Dart SDK shipped with Flutter with the M1 Mac (arm64) version / Flutterに同梱されたDart SDKをM1 Mac (arm64) 版に置き換えるシェルスクリプト
navigate_next2022/01/24・作ったモノ
Flutterに同梱されたDart SDKをarm64版に置き換えるシェルスクリプト を作りました。
背景 / Background
現在、Dart SDKはM1 ネイティブ版が配布されていますが、Flutter SDKに同梱されているDart SDKは依然としてIntel版です。このシェルスクリプトは、Flutter SDKに含まれるDart SDKをM1 ネイティブ版に置き換えます。
こうすることで、かなりの高速化が期待できます。
※Flutterの保証対象外の使い方ですので、その辺は常識の範囲内でお願いします。
※flutter upgradeするたびにもとに戻りますので、その都度実行する必要があります。
追記(2022/03/24)
Flutter SDK v2.12.0-4.1.preよりArm64版も合わせて配布されるようになったため、本スクリプトは不要になっていくと思われます。
使い方 / How to Use
実行権限を与えて実行し、Flutterのホームパスを入力します。 / Run it with execute permission and enter the home path of Flutter.
% chmod u+x ./flutter-dartsdk-arm64-mac.sh
% ./flutter-dartsdk-arm64-mac
Input Flutter SDK home path:
<Flutter SDKのパスを入力>
ダウンロード / Download
:::btn
Download
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2021/10/13・作ったモノ
皆さん、こんにちは!
今回は、原神の素材収集が楽になるツール、「原神素材ヘルパー」 を作ったのでご紹介します。
とりあえず使ってみたい方はこちら
何ができるの?
原神素材ヘルパーは所謂 素材データベース です。キャラクターや武器に使用する素材、調度品セットの要素となっている調度品の一覧も確認できます。
もちろんそれだけではありません。
素材計算
それぞれの突破Lvで必要な素材だけでなく、複数段階を突破する際の合計数量の計算も可能です。スライダーを動かして範囲を設定できます。
収集素材のメモ & 周回回数の表示
素材の右にあるブックマークボタンをクリック/タップすると、その素材と使用先が保存され、「収集中の素材」画面から一覧で確認できます。
さらに、秘境やフィールドボスなど周回が必要な素材については周回回数の目安を表示することも可能です。
使用する素材、使用されるキャラや武器、自由自在
本Webアプリ内のほとんどのキャラ・武器・素材アイコンはクリックできるようになっており、クリックすることで直接詳細ページに飛ぶことができます。まるでWikipediaのように。
また、地域特産素材に関しては、その素材とワープポイントだけを表示するテイワットマップへのリンクも表示しています。
調度品セットはもはや暗記ゲーではない
調度品セットに含まれる調度品の一覧と、入手先が確認できます。一部の人にはありがたい機能でしょうか(というかギフトセットについては原石が結構貰えるのでやったほうが良い)。
また、製作済みの調度品にはチェックを付けて記録できます。今後のアップデートで製作数も記録できるようにする予定。
日替わり素材の表も
日替わり素材の表ももちろんあります。ページを見た日にどの素材が獲得できるか、背景色で一目瞭然。先程言ったように、アイコンをクリックすれば素材の詳細ページに飛び、どのキャラで使えるか分かります。天賦素材については、今後のアップデートでページを移動しなくても小さめのキャラアイコンで確認できるようにする予定。まだまだ改善が必要。
流れるようにページ移動
このサイトと同じNuxt.jsをフレームワークに採用しているため、ページ移動時にロードが入らず、高速にページを移動できます。かなり快適。
英語にも対応
一応英語にも対応しています。海外勢にも広めたいという魂胆でしたが、肝心の広め方がよくわかりません。
Google Playでも配信
Android端末向けにGoogle Playストアでも配信しています。実体はWeb版と全く変わりませんが、アドレスバーが表示されないなど多少使いやすくなっていると思います。
アプリが増えるのが嫌な場合はPWAをご利用ください。Chromeなどのブラウザーの下部に表示されるバナーから直接このページをインストールできます。
iOS版 (App Store) については現状公開予定はありませんが、審査が通るかどうか試す予定です。
開発の上でこだわった点
UIの配置
UI部品の配置やデザインにはかなり気を配っています。素材計算のスライダーとか、それぞれの素材の表示とか、使いやすさにはかなりこだわっています。
UIを使いやすくするには、とにかく自分で使ってみる、使いまくる。このメソッドでやっています。APEXとかいう、運営が自分のゲームをプレイしたことがないケースもあるみたいですけど
ダークテーマ
こだわったというよりも、デフォルトでダークテーマです。
目に優しく、一部端末では電池消費を抑えられるという都市伝説もあるダークテーマです。昼間はライトテーマの方が見やすいと思いますので、それも今後実装しようかなと。
スピード感
新キャラ・アイテムの追加や、提案いただいた改善点の実装はスピーディーに行っています。
この記事のコメント欄にも改善点を書いていただければ、返信対応いたします。
まとめ
というわけで、所々改善が必要とはいえ個人的にもかなり便利なものに仕上がったと思います。半月前にこのWebアプリについてHoYoLABに初投稿しましたが、その際には予想を大きく上回る反響があって驚きました。どう役に立つのかよくわからずに作り始めましたが、結果的に多くの人に受け入れられて嬉しい限りです。
それでは、少しでも興味を持ってくれたら、使ってみてね↓
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Webアプリはこちら
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